米国アリゾナ州 フルサークル(Full Circle)社のオーナーであるリンジー-・シェパード(Lindsey Shepherd)氏に、CETを使用してどのように営業担当者とデザイナーの協業を促進しているのかを伺いました。
フルサークル社のオーナーであるリンジー・シェファード氏は、先日、アレクサンドラ・テセフォス(Alexandra Tseffos)氏が司会を務める『The Design POP』に出演した際、営業担当とデザイナーがどのように協力しているか、また、製品を紹介する際にCETがいかに欠かせない「手段」であるかを語りました。この話題についてさらに掘り下げるため、彼女にインタビューし、CETの利用方法とそれがフルサークル社での彼女の役割をどのように高めているかを探りました。エピソードの全編(英語)は、こちらからお聞きいただけます。
Q: あなたの経歴とフルサークル社での役割について、少しお話いただけますか?
A: フルサークル社は多様な製品を扱う代理店グループですが、この会社のオーナーとして私のインテリアデザインの経験が、当社の業務に大きな影響を与えています。私たちは、デザインの専門知識と営業のノウハウを組み合わせ、統合された「フルサークルプロジェクト」を展開しています。これにより、扱う製品を一つの革新的で一貫性のあるデザインにまとめ上げ、クライアントに提供しています。
Q: 業界でフルサークル社が注目される理由はなんだとお考えですか?
A: 当社が注目される理由は、デザインに関する深い知識と業界との強固なコネクションを融合させている点にあります。私たちはデザインサービスを積極的に宣伝しているわけではありませんが、インテリアデザインのバックグラウンドを活かし、さまざまなメーカーの製品を統合したユニークな提案を行っています。また、CETを活用することで、ワークフローを効率化し、デザインから実行に至るまでのプロジェクトをスムーズに管理しています。さらに、ディーラー向けに詳細なレンダリングを提供しており、そのレンダリング通りに発注が行われることが多く、これが理想的な形でプロジェクトを進める要因となっています。
Q: CETを初めて知ったのはいつですか?
A: CETを知ったのは5、6年前の研修プログラムを通じてです。その時、CETの可能性を感じ、すぐに社内での導入に向けて人材を配置しました。その効果はすぐに現れ、CETはワークフローの改善やディーラーとの関係強化に大きな役割を果たしてくれました。
Q: CETを使うと、これまでのツールと比べてどのように作業効率が向上しますか?
A: CETは、明確で写真のようなレンダリングを生成するため、クライアントが最終的な成果物を視覚的に確認できる点で非常に効果的です。従来の口頭での説明や静止画像で生じがちだった誤解が排除でき、格段に効果的に情報を伝えることができます。特に複雑な製品においては、CETが大きな役割を果たします。複雑な構成を管理し、すべてのコンポーネントが正しいことを確認することで、ミスを減らし、プロセスを大幅に効率化できます。例えば、スタイレックス(Stylex)社の「フリーアドレス(Free Address)」という製品では、その多用途性をCETを使って効果的に展示・提案できました。この製品は、今では当社のトップセラーとなっていますが、もしCETがなければ、これほど効果的に製品を提案することは難しかったでしょう。
Q: 業界におけるCETのメリットはどのようなものでしょうか?
A: CETは、精度と効率の向上を実現することで、業界に大きなメリットをもたらします。当社はCETを早期に導入したことで、デザイナーやディーラーとの関係を強化し、競合他社との差別化を図ることができました。当社のディーラーはCETを主要なツールとして採用しており、現在ではCETを使ってディーラーとファイルを共有するのが当たり前となっています。当社の工場では、発注を受ける際、CETファイルを要求するようになり、CETが標準的なコミュニケーション手段となりました。
Q: CETの導入を検討している方へのアドバイスをお願いします。
A: CETの導入をぜひお勧めします。CETは、デザインの正確性と効率性を大きく向上させ、営業担当者とデザイナーの両方にとって欠かせないツールとなります。CETは業界にとって革命的な製品であり、導入すれば作業のスピードと精度が格段にアップします。また、プロジェクト管理やコミュニケーションがスムーズになり、クライアントやパートナーとの関係を強化することができます。
ブログの更新時にメールで通知をお送りします。
メールアドレスをご登録いただくと、コンフィグラのブログの更新通知をお届けします。