コンフィグラのマテリアルデータベースでCETとテキスタイルメーカーの連携を強化
「よりアクセスしやすく正確なマテリアルの選択肢を」という業界の要望に応えるため、コンフィグラは CET Commercial Interiors 専用のマテリアルデータベースの構築を進めています。この取り組みの第一段階として、2025年5月19日にリリースされる16.0メジャーアップデートで、新たな機能が公開されます。このアップデートでは、メイヤー・ファブリックス(Mayer Fabrics)、モメンタム・テキスタイルズ(Momentum Textiles)、マハラム(Maharam)という業界をリードする3社が参加し、これらの企業の高品質で精密な素材が CET 内で簡単に利用できるようになります。
このプロジェクトはこうしたトップメーカーの協力を得ることで、デザイナーに高級な織物や布地をはじめとする多様な素材を提供し、デザインの選択肢を広げます。これにより、デザインプロセスがこれまで以上に迅速かつ効率的になります。
この取り組みの重要性について
もう見本を一つ一つ手作業で配置したり、デザインに使うマテリアルを視覚化するのに苦労したりする時代ではありません。コンフィグラのマテリアルデータベースは、デザイナーが生地や布地をより手軽かつ正確に選び出し、理想とする質感やデザインを実現するサポートをします。
このプロジェクトには、メイヤー・ファブリックス、モメンタム・テキスタイルズ、マハラムといった業界の先駆者がすでに参加しており、さらに多くのメーカーが加わる予定です。このデータベースにより、CET内で多様なマテリアルに簡単にアクセスできるようになり、これまで以上に効率的にマテリアル選びができるようになります。
1. マテリアル選びに一貫性を
新しいマテリアルデータベースは、デザインプロセスに欠かせない一貫性を提供します。デザイナーは、色合いから質感や仕上げまで標準化されたマテリアルデータにアクセスできるようになり、イメージ通りの仕上がりを確実に実現できます。この一貫性により、ミスが減り、デザインに対する自信が高まり、すべてのプロジェクトが統一感を持った、ブランドイメージに沿ったものになります。
2. 客様独自のマテリアル [COMs] との統合が容易
デザイナーがお客様独自のマテリアル(Customer's Own Materials, COMs)を扱う際、管理に時間がかかることがよくあります。この新しいシステムでは、これらの独自のマテリアルをデザインに追加したりカスタマイズしたりする作業が簡単になり、プロセスが効率化されて時間を節約できます。また、顧客の期待やブランドイメージに沿ったマテリアル選びが容易になります。
3. メーカーとデザイナーの双方をサポート
マテリアルメーカーが自身の製品をデータベース内で管理・更新できる仕組みを導入することで、家具メーカーの負担を軽減します。この仕組みにより、家具メーカーに追加の管理負担をかけることなく、より幅広い素材の選択肢を正確に反映できるようになります。
4. 繰り返し作業を減らし、効率を向上
中央集約型のマテリアルデータベースにより、異なるデザインエクステンション間でのデータ入力の繰り返しが不要になります。これにより、デザイナーの作業が効率化され、必要なストレージ容量も削減されます。また、常に最新で正確なマテリアルデータを簡単に利用できるため、古い情報の使用や不一致が発生するリスクを最小限に抑えることができます。
まとめ
新しいマテリアルデータベースの導入により、コンフィグラはマテリアル選定の効率化と統合的なアプローチを実現しました。テキスタイルやラミネート、その他の仕上げ材を含むマテリアルの選択肢が広がり、デザイナーはより鮮やかで正確かつ統一感のあるデザインを簡単に作り上げることができます。
この取り組みは、デザイン業界にとって大きな変革をもたらします。これにより、デザイナーは時間を節約し、ストレスを軽減し、デザイナーが本当に重要なこと、つまり魅力的で機能的な空間を創り上げることに集中できるようになります。
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